2011.06.21
講座報告~イタリア料理講座~
今日は久しぶりのお天気です。
お天気だとここは素晴しいロケーションです。
で、今日のイタリア料理講座はデザートです。パティシエの税所シェフの登場です。
作るのは、パンナコッタとサブレクッキーです。
まずパンナコッタの下準備。生クリーム・牛乳・ゼラチン・グラニュー糖などをひと煮たてし、こしてから冷蔵庫に入れて冷やします。
次にサブレクッキー。
薄力粉にココアパウダーなどを混ぜ、2回ふるいにかけ空気を混ぜます。こうすることで粉がサラサラになります。これをあらかじめ煉っていたバター・卵黄に混ぜ、煉ります。
本日は、ねりねりマシーンを使用。これに皆さん食いつきました。
「これ欲しい~」 「いやこの機械ちょっと高いですよ。おうちでは手で混ぜてくださいね。」 「この機械貸してもらえませんか?」 「いや、手で混ぜてください。」
シェフが 「うかつに道具は使えんな・・・。」 と思ったかどうかはわかりませんが、確かにコレあると便利ですね。お料理が楽しくなるという名目でご主人に相談してみてください。
そのあと空気抜きに手で煉ったり、形を整えペーパーで巻いたあと 寝かせ(冷やす)、それを一口サイズに切ってオーブンへ入れます。
案外工程が多いのですね。なので写真はまとめてみました。見にくかったらごめんなさい。
後は クッキーが焼けるまでの間、パンナコッタのパッションソースを作り、フルーツを切り、盛り付けです。
完成品がこちら。
皆さん思い思いに盛り付けました。
これ、本当に美味しかったです。
家でこんなのが出てきたら家族の皆さんはびっくりですね。是非挑戦してみてください。
私が今回感じたのは、工程が多いという事と、「ねかせる」という時間がかかるということ。
税所シェフによると、クッキーは焼きたてより少し時間を置いたものの方が美味しいのだそうです。寝かせたり、冷やしたり、お菓子は食べる時間よりはるかに多い時間と手間がかかるのですね。
パティシエは、時間を置いたり寝かせている間に別のものを作ったりするので、いくつもの作業が同時進行するのだそうです。なので、いくつも先の工程をしかも何種類かの工程を頭の中で組み立てて作業しているとのことです。
いくつも先をみる。これって将棋みたいですねって質問したら、まさにそんな感じですって。将棋が好きな方、お菓子作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
次回は「イカ」の予定だそうです。お楽しみに。