2011.08.23
講座報告~イタリア料理講座~
残暑厳しい毎日ですが、ここ数日は海からの風も心地よく、秋を感じさせてくれます。
さて、本日のイタリア料理講座は、予告通りニョッキです。
「ジャガイモのニョッキ ゴルゴンゾーラのクリームソース」 「ローズマリー風味のジャガイモパン」です。
まず、本日のメインとなるジャガイモの皮をむきます。
茹でているので熱いです。フォークを使って皮をむきます。
次にジャガイモつぶしですが、ここで秘密兵器登場。あっという間に細かくなったジャガイモ。
みなさんこれに食いつきます。
「させてさせて!」 とても良い反応。 予想通りです。
これに強力粉・薄力粉・イースト・ローズマリーなどを加え ねりねりします。
これを1時間半ねかせるのですが、時間が無いので あらかじめねかせていた物を使用します。
ねかせて発酵すると、こんなにも膨れ上がります。
右側のがねかせたものですね。
で、これを切り分け、まるめて、トレーに乗せます。その際上部にはさみで切れ目を入れます。
そして再度ねかせてからオーブンへ。
次はニョッキです。
最初のジャガイモに卵・薄力粉・塩などを入れ、こねこねします。薄力粉はつなぎ程度で、あくまでもジャガイモがメインというイメージですね。
シェフの向こうでねりねりする生徒さんですが、かなりお上手です。
シェフと同じようなタイミング・動きでねりねりしていきます。
この角度から見るとそば屋の店主と御弟子さんのようにも思えますが、これ 「イタリア料理講座」ですので。
さて、このねりねりしたものを細かくして、ニョッキをつくります。
ソースが絡みやすいように「溝」をつくるのですが、フォークを使います。
フォークに押し付けてくるんと回す感じです。
このニョッキを茹でている間に、ゴルゴンゾーラソースを作ります。
ゴルゴンゾーラチーズに生クリーム、黒胡椒・トリュフオイルを少量いれて、火を通し チーズを溶かせるように混ぜます。
これに茹で上がったニョッキを入れてさっと火を通して完成です。
ニョッキに生ハムをのせて。
試食で私も頂きましたが、このニョッキ めちゃめちゃおいしいです!
実は私 ニョッキという食べ物初めてでして、前回「次はニョッキです。」と決まった時、「はいはい ニョッキね」みたいな顔してましたが、頭の中では「たけのこニョッキゲーム」が浮かんでおりました。
・・・これおいしいですね!モチモチした食感がとってもブラボーです。
だんご汁の「よく伸ばしていないだんご」の感じでしょうか?あ いや 妙な説明しなくても私以外は皆さん知っているのですね。
で、このニョッキにゴルゴンゾーラチーズのソースがまた素晴らしいマッチングです。
「ゴルゴンゾーラって あの青いのカビでしょう?プロセスチーズの方がいいわ」って言うタイプの人間でしたが、これを食べて、本当においしい物を知らんかったのだ!と思い知らされました。ちょっと言葉では上手く伝わりません。
「どうですか?」 「いや これ めちゃめちゃうまいっす」 「そう よかった」 と 私とシェフの会話を横から見ていたら、ちょっと妖しい関係に見えたかもしれませんが、素直においしかったです。ソースもパンですくって完食しました。皆さんありがとうございました。
次回は子牛の肉料理だそうで、またまた楽しみです。
余談ですが、シェフに、「余ったパンを本社に」ということで 数個もって帰りました。
「ジャガイモのパンです」といって ある男性社員に差し出すと、喜んで食べたまでは良かったのですが、「これ どこに芋が入ってるの?」
「あの・・・ 石垣もちじゃないんですけど・・・・。」
この人にはもう何もやらんと思った次第です。