2011.11.01
講座報告~イタリア料理講座~
今日は、イタリア料理講座第3クール最終回です。
前回予告したとおり燻製です。
『サーモンと半熟玉子の燻製サラダ バルサミコとラビゴットソース』
『サーモンの燻製と春菊のスパゲッティーニ 黒オリーブ風味』 です。
サーモンは前日 岩塩とグラニュー糖をまぶして一晩ねかせます。
玉子も前日シェフが用意したものを使います。
まず、サーモンを洗い、水分をとります。水分をとる為に「ピチットシート」というものを使います。
これ、サランラップとはちがって水分をとるものです。こんなものがあるとは知りませんでしたが、普通に手に入るそうです。冷凍マグロなどを解凍する時に出る水分などをとる時とかに使うとのこと。
水分とっている間にシェフから説明が入ります。
「燻製をつくる方法には三つあって、冷燻・温燻・熱煙燻です。」←(この漢字でいいのかわからないですけど・・・)
「冷燻は冷やしながら・・・・サーモンなんかによい。温燻は温めながら・・・・玉子など。熱煙燻は熱を加えながら・・・・ベーコンなんかいいですね・・・・。」というような説明があります。
なのでサーモンは冷燻方法で、玉子は温燻方法で進めていきます。
スモークウッドは、サーモンに結露しないようにするためにホイルを覆っています。
みるみる煙が充満し、いい感じです。
玉子は温燻ですね。スモークチップを入れていぶします。ちょっとこれ おうちでやる時は外でやったほうがいいかもしれません。
燻している間に付け合せのサラダの準備。
パプリカをバーナーであぶって真っ黒に焦がします。こうやると皮がつるっと剥けるということで、
ほんとにきれいにむけました。
あと、ラビゴットソースを作るのですが、燻製に気を取られて良く聞いていませんでした。ごめんなさい。
で、気になる燻製を取り出し、サラダ用とパスタ用とに分けます。
途中味見をさせてもらいましたが、どーして煙にまかれてこんなに風味豊かな味になるんかな?とか、初めに誰がこの方法考えついたんかな?きっと山火事かなんかの後に燻製になった鹿か何かを食べて「こりゃうまい!」ってことになったんかな?って時代設定は原始時代? とか1人で考えておりました。
ぼんやりしている間にパスタ作りが始まってました。
フライパンにサーモンやたまねぎを入れて・・・・うおっ!!!
出たーって感じですね。これ一回やってみたいと 色々お酒で試していたけどできませんでした。
ブランデーを入れればいいのね。よし、帰ったらやってみよう。
・・・・・なんか目的違うな。 「マッチの使い方を覚えたサルか?」ってまた怒られるか・・・。外ならいいんじゃないかな?・・・・・・など考えている間に
完成です。
燻製サラダはこちら
黒いソースはバルサミコ酢ですね。
今回、同じ食材でも燻製にすると全く違う風味になるんだなと感じました。
で、シェフにおねだりして、今回使用した缶を頂きました。
家の庭でやってみたいと思います。
さて、今回で無事第3クールも終了しました。
次回第4クールからは、「ダイナミックな肉料理」だそうで、
シェフ ひょっとして・・・・・「さばくところから始めます。」ってやつじゃあ ないですよね?
次回 お楽しみに。