2011.12.08
講座報告~イタリア料理講座~
クリスマスも近づいて 年末の雰囲気が加速しておりますが、
本日のイタリア料理講座は、クリスマスにちなんで 『クリスマスタルト』 です。
講師はこの方。税所シェフです。
まず、パートシュクレを作ります。タルトの土台ですね。
無塩バター・粉糖・卵黄などを入れ、まぜまぜします。
混ぜたものは、冷蔵庫で1時間30分ねかせます。
次にクレーム ダマンド。
パートシュクレとほぼ同じ材料。粉糖と卵の量が違います。これも冷蔵庫でねかせます。
で、講座では ねかせる時間がないので、昨日仕込んだものを使用します。
パートシュクレを伸ばします。
これを、タルト型にはめます。
これに「ピケ」という作業をします。フォークでつついているんですけど、
こうすることで火の入りが良くなるんだとか。
これに先ほどのクレーム ダマンドを流し込みます。
で、オーブンで焼きます。
本当は、パートシュクレ(タルトの土台)は4つの予定だったのですが、生徒の皆さんが「もったいない」という事で生地の切れ端を集め、伸ばして無理やり5つにしました。
今年は色んなところで「節約」という言葉を耳にしますので、皆さんいい仕事してます。
まぁ 食い意地が張ったという見方もありますが。
オーブンで焼いている間に、クレームパティシエールを作ります。
卵黄・薄力粉・コーンスターチ・無塩バターなどをまぜまぜした中に、バニラビーンズを入れた牛乳を入れます。
これを火にかけてゆっくり混ぜると次第に固まってきます。
ちょうどその頃 オーブンのパートシュクレが焼きあがります。
飾り付けのフルーツをそろそろ用意です。
かなり豪華ですね。
さて、焼きあがったパートシュクレに先ほどのクレームパティシエールを塗って、イチゴを盛り付けて
完成品がこちら
それともうひとつ。
これ、私でもできるチョー簡単「アッフォガード」
バニラアイスに暖めたエスプレッソ(インスタントコーヒー)をかけるだけ。
「アッフォガード」とは「おぼれる」という意味だそうで、バニラアイスが溺れるってことなんでしょうね。
仕事に溺れ、酒に溺れ、情けに溺れる まさに私にピッタリのスイーツでございます。
というわけで、行程の多いスイーツ作りはいかがだったでしょうか?
実は私、この現場にはいませんでした。
今回のフォトグラファーは、佐々木シェフでした。
一晩カメラを貸したんですけど、シェフ練習したんですかね?
構図が素人っぽくなくてちょっと悔しいです。
言ってみれば料理も芸術ですしね。相通じるものがあるのかもしれません。
おかげさまで写真を見るだけで おおかた行程が理解できました。ありがとうございました。
シェフの 「おれ、カメラマンになろうかな?」という一言が妙に気になります。
「カメラ貸してください。」って言われそうでこわいです。