2011.12.13
講座報告~イタリア料理講座~
本日は今年最後のイタリア料理講座です。
今日のメニューは、『若鶏のガランティーヌ ジャガ芋のピューレ添え』と
『ハーブ鶏を使ったローストチキン 野菜添え』 です。
「クリスマスにちなんで、ローストチキンです。」と シェフが取り出した食材に皆さんドン引きです。
まず、このチキンの下準備です。
毛抜き、筋とり、内臓出しなど、
結構えぐい下準備を 皆さん遠い目をして眺めております。
そんな中 シェフが選曲した山下達郎の「クリスマス・イヴ」が流れ、なんだかよく分からない雰囲気になっておりました。
最後は羽交い絞めで縛り上げ、塩コショウをしてしばらく置いておきます。
次にガランティーヌを作ります。
鶏のもも肉の軟骨と皮を取り、塩コショウをし、少し置きます。
一方では野菜をそれぞれ切っていきます。
次にアスパラを塩ゆでし、エリンギをいためます。
先ほどのもも肉に鶏のミンチをのせ、その上にアスパラ、エリンギをのせます。
そして、巻き寿司のようにクルクルと巻いて、クッキングシート、さらにホイルに巻きます。
これはこのままオーブンに入れます。
一方先ほど置いておいた鶏には 済ましバターを塗ってこんな感じでスタンバイです。
このローストチキンはオーブンに入れられるのですが、途中裏返し、バターを塗り、という作業を何度も繰り返します。
最初 縛り上げられた人が日焼けサロンに入れられたように見えていた私ですが、この頃になると徐々に「ローストチキン」に見えてきました。
で、焼けるのを待っている間にシェフが教えてくれたのがこれ。
そう、あれです。
名前なんでしょ?
トムとジェリーでジェリーがよくかぶっていたやつです。
この辺はわかる方のみで結構ですが、私は一番にそれを思いうかべてしまいます。
本当は、ローストチキンの足に付いているやつですね。
これ、正式な作り方でしょうか?ちょっと感銘を受けました。
これがジェリーの帽子か・・・。いえ 違うんですけどね。
そうこうしている間に焼きあがりました。
ガランティーヌです。
どこを切ってもあら不思議!
「金太郎飴みたい!」と誰もが思ったはずです。
完成品はこちら。
ジャガイモピューレの上に盛り付けられています。
そして、ローストチキンはこちら、
少し早いクリスマスパーティーです。
シェフがローストチキンを、「あちっ」 といいながら切り分けています。
なんか皆さんクリスマスディナーに訪れたマダム達に見えます。
皆さんとてもステキな笑顔・・・・・。
幸せなひと時を過ごせましたら、シェフを初め スタッフのみんなもとても嬉しく思います。
今年1年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。