お知らせ

2012.01.24

講座報告~イタリア料理講座~

新年あけましておめでとうございます。

間もなく今年も1ヶ月終わろうとしておりますが、本日イタリア料理教室は、今年初めての授業で、生徒の皆さんは「おめでとう」の挨拶から始まります。

今日のメニューは、

『カブとじゃが芋のポタージュスープ カプチーノ仕立て』

『カブと蛤とズワイガニのリゾット』 です。

皆さんお正月で胃に負担がかかる生活だったでしょうから・・・・ってことでこのメニューです。

まずは、かぶの皮むきです。

むきむき.JPG

これを茹でます。

一方、ブイヨン作り、ベーコンを焼き、たまねぎを炒め、

ぶいよんつくり.JPG

これを同時進行で行います。

皆さんの動きはお正月を挟んでも、なんら変わることなくテキパキとキレてます。

で、全てをひとつの鍋に入れて、混ぜます。

ベーコンいれて.JPG

ベーコンは主に香り付けのために入れるんだとか。

次は砂抜きをした蛤が登場。

砂抜き.JPG

正しい砂抜きはこうやるんですね。

塩も3%入れるんだとか。

子供の頃、家で砂抜きしていたら なんだか情が移って、飼っているような気持ちになってしまって、母親になんとかこの子達の命を救ってもらえないかと嘆願したことありました。

まあ 母親の、「あんた晩ごはんいらんのやな?」の一言に屈してしまったんですけどね。

ほろ苦い思い出を噛み締めているうちに・・・・

蛤を.JPG

おおおぉ・・・沸騰したお湯に・・・。

ひとおもいにやってしまったほうがいいってことですかぁ?

と思っていたら、「沸騰したお湯に入れて、貝のフタがパカッと開いたらすぐ取り出して身を取り出してください。そうすると貝柱もすんなり取れます。」

むく.JPG

ああ

そうゆうことですね。

さて一方先ほどのかぶ達ですが、すりつぶされてピューレ状になり、生クリームなどを加え、仕上げに無塩バターを入れます。

ポタージュ.JPG

これ、ポタージュになるのですね。

いつもお湯を入れるポタージュしか知りませんでしたので、こんなに手間隙かかるのね~と感心しておりました。

次にリゾットです。

白米.JPG

たまねぎ・バターを炒め、白米を入れて白ワインを入れて混ぜます。

で、蛤からとっただし汁を入れ、ただひたすら混ぜます。

ひたすら.JPG

そして、カニ缶、蛤を入れて、またひたすら混ぜます。

具材をいれ.JPG

結構手間隙かかります。

レストランでは、このリゾットをメニューに加えるかどうか迷うのだそうです。

手間がかかる割りに高い値段を付けられないからですね。

「リストランテの夜」というイタリアの映画で、レストランを経営する兄と弟が、リゾットをメニューに加えるかどうかで言い争うシーンがあるぐらい・・・迷うとこらしいです。

ちなみにシェフはイタリアに居た時は週1で映画を見に行っていたそうです。

ネイティブな言葉を学ぶ為ですね。筆記具持参で。私はそっちのほうにすっかり感心してしまいました。

私もDVDを字幕なしで見ようかな。

その前にもっと日本語出来るようになれって話ですけど。

 

で、完成品がこちら

リゾット2.JPG

リゾットはもちろん美味しかったのですが、このポタージュスープは絶品でした。

ポタージュマニア(粉末ですが)の私としては、衝撃でした。

これ、乾燥させて粉末にできんかな?とか考えていました。

皆さんもおいしそうにほおばっていました。

 

その後は、お正月にお出かけしていた方々からお土産のおすそ分けをみんなで頂いたりして、今年もこんな感じでスタートしました。お土産ありがとうございました。

間もなくカルチャーもスタートして1年経ちます。

イタリア料理講座をはじめ、全ての講座の先生方、生徒の皆様。 ご協力ありがとうございました。

そして 今年も宜しくお願いいたします。

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