お知らせ

2012.03.27

講座報告~イタリア料理講座~

朝はまだ寒いけど、日中は春の陽気になってきました。

もうすぐ桜も咲き始めますね。

さて、今日のイタリア料理 講師は三原シェフです。

メニューは、

『カジキマグロのインボルティーニ サルモリッリョソース』です。

インボルティーニとは、薄いものを巻くというような意味だそうで。

あのカジキマグロを薄い春巻きのようなもので巻くのか?と勝手にイメージしてしまいましたが。

三原シェフ「まず、中身を作ります。」

にんにく、たまねぎをみじん切り、ローリエ少々、松の実も入れ、これを炒めます。

みじん切りいため.JPG

そして、本日使用するカジキマグロがこちら。

カジキマグロ.JPG

この時点で、私の想像していたものとは違うとはっきりしました。

これをたたいて薄く伸ばします。

のばす.JPG

全員でこの作業をすると、厨房があっという間にアフリカのリズムに包まれます。

りずむ.JPG

伸ばしたカジキに生ハムと、先ほど炒めたたまねぎなどをのせて、巻き巻きします。

まきまき.JPG

それを串に刺します。

その際、香り付けにローリエを間に挟みます。

くし.JPG

次に魚のスープとレンズマメのサラダ作りに取り掛かります。

レンズマメを茹でている間に、野菜を切ります。

サラダ用にみじん切り。スープ用にせん切り。

みじん切り.JPG

 

千切り.JPG

スープは、鍋に野菜を入れ、魚のアラをいれてまぜまぜします。

あらをいれて.JPG

アラは、白身魚が良いと言う事で、今日は鯛のアラを使用しています。

これに水、トマトピューレを入れて煮立てます。

トマトピューレをいれると.JPG

20分ぐらい煮立ててから、野菜・アラをこしてスープだけにします。

こす.JPG

レンズマメのサラダは、茹でたマメと野菜にドレッシング(オリーブオイル・酢・マスタードなど)を加えて混ぜます。

レンズマメのさらだ.JPG

先ほど串刺しにしたカジキをフライパンで焼きます。

ホイルをかぶせ、しっとりと焼けるようにします。

串焼き.JPG

同時にサルモッリッリョソースを作ります。

オリーブオイルに にんにくを入れ、香りが出たらレモン汁、塩・胡椒を入れて混ぜます。

サルソース.JPG

わかりやすいように行程を並べていますが、本当はバラバラに行われていて、それ自体 後でどうなるのかよくわからずに見ています。わからないのは たぶん私だけでしょうけど。

私が料理する場合、同時進行が絶対出来ません。

なので、作るのは1品か 又は1品作り終わってから2品目を作ります。

だからいつも感心して見ています。

基本的に二つの事を同時に考える事が出来ないんですよね。

唯一出来るのは、テレビ見ながらご飯食べるくらい。

だからパソコン打ちながら電話をしている人とか見ると「スゴイ!」と思ってしまいます。

それって私にとってはトイレ行きながらご飯食べるくらい・・・・

 

すみません。料理教室中でした。

 

で、焼きあがったカジキにこのソースをかけると完成です。

カジキマグロのインボルティーニ.JPG

手前から、カジキマグロのインボルティーニ・レンズマメのサラダ・魚のスープです。

このカジキは味も食感も鶏肉に近いような気がしました。

鶏肉のササミですよといわれたら、私は気付かないでしょう。

肉とカジキはコスト的にどちらが安いのか?と瞬時に考えてしまいましたが。

スープは魚のだしが出ていて、深みのある味わいでした。美味しかったです。

 

ところで 今日、三原シェフの手になにやら黒いものが・・・?

アザかな?と思い近づいてみると。

なんじゃ?.JPG

メモでした。

「春メニュー」って・・・。

これを見た後輩さんが真似をするんですが、熱心なもんだから左手のひじ辺りまで書き込んで、遠目に見たら刺青みたいでギョッとするというお話を聞いて笑ってしまいました。

 

あの・・・メモは紙にしましょう。

良い子は真似しないでね。

 

ではまた次回。

 

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