2012.04.24
講座報告~イタリア料理講座~
今日は暖かい1日でした。海からの風が心地よく、初夏をおもわせるお天気です。
本日のイタリア料理講座は、第五クール最後の講座です。
皆さんのリクエスト(ですよね?)にお答えして
『バーニャカウダ ピエモンテ風』 と 『ヴォンゴレ ビアンコ スパゲッティー二』 です。
実は私『バーニャカウダ』なるものを知りませんで、「ああアレね」的な顔して聞いておりましたが、たぶん食べたこともないと思います。
「バーニャ」は浸かるという意味らしく、「カウダ」は熱いという意味らしい。
浸かる?熱い・・・・・う~ん お風呂? 温泉?イメージわきませんが。
今日のシェフは尾潟シェフです。
まず「バーニャカウダ」から。
ニンニクに、ひたひたの牛乳を入れて熱します。
で、熱したら牛乳を捨て、またひたひたの牛乳を入れて熱して・・・これを3回繰り返します。
これはニンニクの臭みをとり、うまみだけを使うための作業らしいです。
牛乳は臭いを取る効果があるらしく、魚を料理する時なんかによく使うらしいです。
洗濯物に入れてみたらどうか?・・・・とかすぐ応用を考えてしまいますが、奥様から怒られることは容易に想像できますのでやめておきます。
それにしても牛乳・・・
「牛乳捨ててしまうんですね、あれは・・・・」
「たぶん飲めませんよ。」と横にいた税所シェフに即座に制止されます。
この作業の後、アンチョビ・オリーブオイルを入れます。
ヴァージンオイル・ピュアオイルの半々です。
で、しばらく火にかけます。
その間にサラダを準備。
色とりどりの野菜を使います。
次に「ヴォンゴレ ビアンコ」に取り掛かります。
使用するアサリを洗うのですが、それのまぁ大きいこと!
鍋にニンニク・オイル・唐辛子を入れて熱し、このアサリを入れます。
で、イタリアンパセリの茎を入れ、白ワインを入れて蒸します。
アサリがあまりに大きいので、皆さんの話題が膨らみます。
「殻が大きいだけで中はしなびたお爺さんアサリだったら?」
「中に別の物が入っていたら? ・・・実はホタテでした!とか・・・」
・・・・と 壮大な夢を語り合いながら、待ちわびたアサリが開いたところがこちら
http://www.youtube.com/embed/v7QhvTgxaMo?rel=0
ちょっと動画を入れてみました。
テストの意味もありますが、ちょっとやってみたという感じです。
見れますでしょうか?クオリティーが低いのは勘弁してくださいね。
出したアサリは 半分身を取り出して
で、アサリを取り出した後に残った汁にイタリアンパセリ(みじん切り)を入れて
パスタを入れ、アサリを入れ絡めます。
一方、鍋で熱していたバーニャカウダは火を止め 冷やしていました。
十分熱を冷ましてからミキサーにかけます。
で、こします。こうすることで、滑らかになります。
これを専用の容器に移し、
キャンドルをつけると
こんな感じ。
おお イタリアにもこんな文化あったのか・・・と上から目線な事を考えていました。
ちょっと雰囲気を感じてください。
http://www.youtube.com/embed/oTnW204A4JI?rel=0
で、完成品がこちら。
こうやって食べるのね。
いかがでしょうか?
今日来れなかった生徒さんもイメージつかめたらいいのですが。
今日で講座も一区切り。
皆様 ご協力ありがとうございました。
次回から新しいクールが始まりますので また期待してくださいね。