2015.03.26
講座報告~イタリア料理講座(3月)~
2015年3月23日(月) ♪講座報告♪
<Buon Giorno! 学んで楽しいイタリア料理講座>
~春2015~
第6回
料理テーマ
「ラビオリとパッサテッリ」
- 空豆のカペレッティ燻製風味 春野菜添え
- パッサテッリ イン ブロード
ではまず、本日の食材のご紹介から♪
空豆のカペレッティ ~
★パスタ生地(4人前設定ですが実際には7人前程できるそうです)
・強力粉・・・140g ・セモリナ粉・・・60g
・玉子・・・2個 ・オリーブオイル・・・4cc ・塩・・・2g
☆パスタはバターとパルミジャーノ、茹で汁で和えます。
★空豆のリピエーノ(ラビオリの中身です・・・4人前)
・空豆・・・100g ・牛乳・・・100g
・スモークチーズ・・・40g ・塩コショウ・・・適量
★春野菜(お好きな物をご準備ください・・・4人前)
パッサテッリ イン ブロード~
★ベジタブルブイヨン
・野菜の切りくず・・・適量 ・トマト・・・ 1個 ・粉末ブイヨン・・・適量
★パッサテッリ(4人前)
・ドライパン粉・・・100g ・薄力粉・・・15g ・玉子・・・2個
・レモンの皮・・・適量 ・パルミジャーノ・・・50g ・ナツメグ・・・適量
今回は講座風景の写真撮影がなく、文章のみのお伝えでとても残念ですが、今回用意された春野菜の鮮やかな緑色、ブイヨンに使ったニンジン、トマト、パプリカの赤、香りづけのレモンのフレッシュな黄色・・・ と、野菜の色鮮やかさがスタートから大変目を引いておりました!
まずラビオリのパスタ生地の分量をまとめ、こね、ラップで包み1日冷蔵庫で寝かしておくことからスタートしました♪
(ここでテレビの料理番組のように、一晩寝かせた生地が登場します・・・ 小声。(笑))
この講座ではパスタ生地作りは初めてではないからか、みなさん見慣れた様子で佐々木シェフの作業を見つめておりました♪
お野菜は空豆の処理から・・・ さやから豆を取り出し、塩ゆでをしてからすぐ氷水で冷やし、薄皮を剥きます。空豆と一緒に、今回は添える菜乃花も一緒にゆがいておきました。
空豆のさやも捨てる前に、塩ゆでし、ベジタブルブイヨン用に香りだけ出してから処分していましたよ♪
そうしましたらお鍋に適当なお野菜を入れて、ひたすら煮込んでいきましょう!
一押しポイントは、”トマトは入れるべき”とのこと!トマトは昆布と同じような旨味成分を持ち合わせているそうです♪確かにパスタソースでも最近よく聞くトマト鍋でも、 トマトは加えて加熱しただけで甘さが出て簡単に美味しく頂けますよね♪
講座ではあまり十分な時間はありませんが、40分程は煮込めたかと思います。
ラビオリの中身となるリピエーノは、スモークチーズがその力を発揮していました!
市販のスモークチーズですが、周りの茶色の部分は使わず、使用するのは中の白い部分のみです。材料をミキサーにかけ火にかけるのですが、かき混ぜていくとスモークチーズの濃厚な香りがみるみる厨房に広がっていきます!食欲をそそるその香りと、空豆の優しい黄緑色のペースト・・・ もう最高ですッ!!!
そのペーストを冷まし、薄く薄く伸ばして型をとったラビオリ生地に小出しにし、餃子チックにつつみ、端と端を中央で重ねましょう♪
ラビオリは本当に色んな種類のものがあるそうですが、今回の”カペレッティ”という種類は=”小さな帽子”。実際はもっともっと小さいサイズや形が多数存在するそうです・・・
完成した生ラビオリは冷凍保存も可能です。その際の茹で時間は、生のものが2分に対して、冷凍のものが5分とのことでした♪
そして最後にパッサテッリですが、パッサテッリはまとめた生地をポテトマッシャ―(テコで押し出すタイプ)を使い、穴から出てきた沢山の生地を、3、4センチの長さでカットする(要怪力!!)・・・ の繰り返しで完成しました!(笑)
生地を作る際、使用するのは生パン粉ではない方が良いという指摘と、レモンの皮の香りを飛ばし過ぎない様に軽く優しくまとめていき、こね過ぎないこと、最低30分はねかすとのアドバイスもありましたね。そのように大事に、(超!!!!)力を込めて作ったパッサテッリは最後に煮込んでいたベジタブルブイヨンに加えて、召し上がれ~~ッ♪♪
以上、今回の二品は野菜をたくさん使用し、小さなラビオリが可愛い、色鮮やかなプレートとなり完成しました♪
今日はお天気もよく、桜ももうそろそろだなと感じる今日この頃です。
みなさん、もうすぐ春ですね~♪
沢山春のお野菜を食べて、心も体もヘルシーに、元気な4月を過ごしましょう♪
ではまた次回、お会いしましょう♪